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富士山自然誌研究会の「富士山自然教室」終了 2006/10/30

9/24 「富士山中腹秋の蝶」清邦彦先生 10/29「二つ塚と火山灰」高橋豊先生
富士山自然誌研究会の創立10周年企画「富士山自然教室」は9月24日の静岡昆虫同好会清邦彦先生の「富士山中腹秋の蝶」、10月29日の常葉大学講師高橋豊先生による「二つ塚と火山灰」ですべての教室が終了しました。一般の観察会とひと味違う、それぞれの分野の先生によるフィールド教室はたいへん貴重な体験でした。「10/28 御殿場口

秋の観察会 2006/10/3

10月1日、フジフォレストクラブ秋の観察会として十里木から天照教付近の森と草原の散策を行ないました。集合時間近くになって雨が降り出し、少々肌寒い一日でしたが、草原の秋の草花は今が盛りで、雨が降ったり止んだりの中、多くの草花に出会うことができました。(参加者7名)
十里木〜天照教付近」「同(2)


ナガサキアゲハ 2006/8/29

この夏、噂に聞いていた「ナガサキアゲハ」を自宅の庭で二度目撃しました。やや大きめで動きが素早く後翅に目立つ白い部分がありました。


真夏の冠雪 2006/8/12

雹まじりの激しい雨が降り、畑のキュウリや茄子の葉に1cmほどの穴があきました。
雲が晴れると富士山の8合目あたりから上が白くなっていました。


宝永火口の白い石 2006/8/11

宝永第一火口のお中道沿いに見られる白い石については、いろいろな説があるようですが、同じものが宝永火口の他の場所でも見られることが分かりました。とくに第三火口東側赤岩直下の遊歩道周辺は地表近くの地層に広範囲に現れています。
宝永火口の白い石


夏の観察会 2006/8/8

6日、夏の観察会として、すっかり恒例になったシャトルバスを利用しての富士宮口5合目からの下山散策を行ないました。今年は春以来、草花の開花が遅れ、未だに例年の状態に追いついていません。ヒヨドリバナの開花が遅れているためかアサギマダラの数もいつもの年よりずっと少なく、昨年、大乱舞していた光景が嘘のようでした。草花は、ヒメシャジン、コバノイチヤクソウ、エゾスズラン、ミヤマフタバラン、シャクジョウソウなどが見られました。(参加者6名)
富士宮口5合目〜宝永火口〜水ケ塚 その1」「(同)2


1996年の台風で壊滅した標高1,900m付近のシラビソ林。10年が経ち、一部は若木が密生しているが、大部分はヒヨドリバナなどが密生して草原化し、その中にナナカマドなどの陽樹が成長し始めている。

フガクスズムシソウ 2006/7/12

可憐なラン「フガクスズムシソウ」にようやく出会うことができました。数年前、緑花を観察して以来のことでした。


御殿場口砂礫地の植生変化 2006/7/3

砂礫地の植物群落がどのように変化しているかを確かめるため、昨年秋、1980年頃に御殿場口で撮影した写真と同じ場所から撮影してみました。25年前の場所は何回かの雪崩のため沢が深くなってしまい、同ポジ撮影というわけにはいきません。より正確な比較ができるように再撮影してみようと思っています。ここは1910年、オーストリア人のエゴン・フォン・グラッセルが日本で初めてスキーをした場所であり、天然のスキー場として長年親しまれていましたが、10数年前の底雪崩でスキーリフトが失われて閉鎖されてしまいました。
資料庫」「御殿場口砂礫地25年間の変化


富士山自然誌研究会の富士山自然教室・アリたちと植生 2006/6/25

「富士山自然教室」の第二回は近藤正樹白梅短期大学名誉教授による「アリたちと植生」というテーマで御殿場口新五合目近くの林縁部で行なわれました。近藤先生の資料によると、先生は1969年の富士急行が企画した富士山総合学術研究に参加して以来、富士山のアリにとりつかれたそうです。その後、御殿場口の草地にFormica属のアリ5種がすむ場所があることがわかり、「Formicaランド」と名付けて本格的な調査を始め、一部は富士山自然誌研究会の受託研究の報告として御殿場市発行の「富士山自然誌調査報告書」(2006)に登載されています。
自然教室は、調査についての解説と、実際に砂礫地→林縁部→森林の100mの区間のライン上に4mごとに2列の蜂蜜トラップを設置して植生によるアリの生息状況を調べるというものでした。2本のロープを使い、午前中にトラップの設置、昼食後に回収を行ないました。砂礫地では麓でも見られる黒い蟻が、森の中では小さな赤い蟻がトラップにたくさん集まっている場所もありました。その後、すべてのトラップ位置の植生を自然誌研究会会長の菅原先生の指導で記録していきました。今回の自然教室では「アリ」という専門分野の研究活動の一端を知る貴重な体験をさせていただきました。
(写真・トラップ回収後の植生調査 奥左/近藤名誉教授・右/菅原会長)

次回は、7/23「野鳥の垂直分布とさえずり」富士山自然誌研究会では参加者を募集しています。詳細はこちら


巨木の保護へ向けて関係自治体とNPOが合同で現地視察 2006/6/15

静岡県環境森林部、御殿場市環境課、NPO法人富士山会議、NPO法人富士山クラブは15日、合同で御殿場市域の巨木生育地の現地視察を行ないました。近年、同地を訪れる人たちが増え、中には多人数のツアーもあります。この数年の間に根元が踏まれたり、谷側の表土が失われて根が露出してしまった箇所が目立つようになりました。(写真)
地元NPO富士賛会議は保護の必要性を関係自治体に働きかけて今回の現地視察に至りました。富士山クラブは森林調査で得られた資料などを基に現地で説明にあたりました。午後からは国立中央青年の家で、富士山ナショナルトラスト初代会長の渡辺健二さんも加わり、今後についての意見交換などを行いました。これを機に早急に保護策が講じられることを期待しています。


富士山自然誌研究会の富士山自然教室 2006/5/28

富士山自然誌研究会は創立10周年にあたり「富士山自然教室」を5月から10月の第4日曜日に御殿場口新五合目で行なうことを企画し、今日はその第一回、「火山の荒れ地から森ができるまで」を実施しました。講師は富士山自然誌研究会会長の菅原久夫先生、私には、昨年の「御殿場市環境課自然観察会・火山の山の植物たち」に続いて二回目の砂礫地観察でした。今回は、砂礫地に生育する先駆植物と植物の集団が徐々に種類を増やしながら森へと成長してゆく過程をたいへん分かりやすく、楽しく観察できました。「富士山自然誌研究会富士山自然教室・火山荒原から森ができるまで

富士山自然誌研究会は「本からではなく自然から学びなさい(米国の地質学者アガシー氏)」をモットーに、富士山麓の自然を専門家と市民とで研究観察を行なっているグループ。「富士山自然教室」は、富士山新五合目で各分野の専門家が実施講義を行ない、自然の素晴らしさを楽しく学べるように企画されました。


自然教室のフィールド・御殿場口新五合目付近

富士山自然誌研究会 富士山自然教室
2006年5月〜10月 毎月第4日曜日 午前10時〜午後3時

月/日 テーマ 講師
5/28 火山荒原から森へ(終了) 日本植生学会 菅原久夫富士山自然誌研究会会長
6/25 アリたちと植生 近藤正樹白梅短期大学名誉教授
7/23 野鳥の垂直分布とさえずり 日本野鳥の会 二階堂賢さん 佐藤忠史さん
8/27 夏休み親子観察会 自然観察指導員 大嶋よし子さん 高村幹彦さん 他
9/24 富士山中腹秋の蝶 静岡昆虫同好会 清邦彦さん
10/29 二つ塚と火山灰 高橋豊常葉大学講師

場所:御殿場口新5合目付近
後援 御殿場市、御殿場市教育委員会、静岡新聞、静岡放送
定員20名 8月のみ40名
参加費 500円
持ち物 雨具、お弁当、飲みもの、山歩きに適した靴・服装、寒さ対策も忘れずに
小学生は保護者同伴で

自然に関心のある方で参加希望される方、問い合わせは下記へ
静岡県駿東郡長泉 大嶋よし子さん
TEL/FAX 055-986-1869

尚、8月の「夏休み親子観察会」は親子でなくても参加できるそうです。(先着順)


観察会・森林調査 2006/5/27

21日、今年最初の観察会を西臼塚周辺で行いました。先ずは前日の調査で濃霧の中見つけたヤシャビシャクを見に行きました。前日は霧のためよく見えませんでしたが、ブナの巨木に着生したヤシャビシャクがたくさん花をつけているのを見ることができました。近くには羽化したばかりのエゾハルゼミが・・。寒いせいかまだ一度も鳴き声も聞いていません。今年は天候不順のため草花の開花が10日ほど遅れています。それでも、初めて出会った草花もあり、たいへん楽しい観察会になりました。5月21日観察会

富士山クラブの「森林調査」では、私がこの10年間で記録した百数十本の巨木を森の見通しがきく冬の間に、あらためてGPSで位置を記録する予備調査を行ってきました。今後は調査の中で希少植物の分布なども記録できればと期待しています。

御殿場市環境課主催の観察会はいつも楽しみにしています。今回は生憎の雨で市民会館でのセミナーになりましたが、環境省の環境カウンセラー山口康裕先生の樹木の話はたいへん楽しく、興味深く、あっという間の2時間でした。次はぜひ、フィールドで解説をお聞きしたいと思いました。


山頂の観測データ信頼性揺らぐ 2006/5/12

東京新聞によると、富士山頂の3月、4月の平均湿度は富士山測候所の無人化を境に跳ね上がり、また、毎時湿度変化も季節風が吹いていると思われる間にも高い湿度が続くなどの不自然な値を記録している。同社ヘリの取材で、観測装置周辺が氷雪に分厚く覆われていることを確認した。無人化の富士山測候所『異常な多湿』2年連続・5/2(転載承諾済)


冬期閉鎖が解除 2006/4/25

24日、富士山スカイラインの富士宮口と御殿場口の冬期閉鎖が解除されました。須走口は28日の予定てす。


岳人「春山」 2006/3/12

岳人」4月号別冊「春山」の「新緑を求めて・・。春を満喫する山旅15コース」に「富士山麓のハイキング」として西臼塚、水ケ塚、大室山周辺のハイキングコースが紹介されています。西臼塚、水ケ塚の記事については協力させていただきました。

コースについての関連ページと資料・西臼塚 水ケ塚 遊歩道南麓全域


謹賀新年 2006/1/2

謹賀新年

本年も富士山自然探訪をよろしくお願いいたします。

(写真は片蓋山より)


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