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99.11.28 11月の例会・柿田川〜千本浜公園〜狩野川河口

今年最後の例会は低地へと移りゆく秋を和田さん(FFP・富士山NET狩野川河口の自然」)の案内で駿河湾岸の各地に訪ねました。柿田川は紅葉が深まりつつあり、湧水部近くにはおびただしい数の魚(アユ?)が集まり、周囲の木立や川岸ではイカル、メジロ、シジュウカラ、ヤマガラなどの小鳥たちとセキレイ、アオサギ、ヤマセミなどの水辺の鳥たちが見られました。千本浜公園、狩野川河口ではまだ咲き残っている秋の草花やホトケノザ、ナズナ、ウシハコベなどの季節外れ?の草花まで見ることができました。(参加者6名・富士山NET「愛鷹山」のichirouさんが初参加)

柿田川〜千本浜公園〜狩野川河口の画像


99.11.20 登山口の冬期閉鎖(御殿場口、須走口) 22日補足

17日夜〜18日にかけての降雪により、御殿場口(スカイライン〜駐車場)、須走口(馬返し〜新5合目)が冬期閉鎖となりました。開通は4月28日の予定です。(富士宮口は19日現在通行可)


99.11.1 富士山の気象レーダーが引退

35年間、台風の観測などで活躍してきた富士山レーダーは今日10時に運用が停止されました。山頂での気象観測はこれからも今までより1人少ない4人体制で続けられるそうです。


99.10.24 10月の例会・旧須山口〜アザミ塚〜浅黄塚遊歩道〜水ヶ塚・麓の草原など

富士山の森での今年最後の例会です。2週間ほど遅れている紅葉はこのあたりではまだ始まったばかり、それでも色鮮やかな落ち葉が遊歩道を彩っています。数年ぶりに訪ねたアザミ塚では、色づき始めたブナ、イタヤカエデ、サワグルミ、ハリギリなどの巨木が迎えてくれました。花は殆んど終わりましたが、シラヤマギク?、ヤマトリカブトなどがわずかに咲いています。遊歩道のいたるところにニホンジカの足跡や食餌の痕跡が見られました。野鳥はコガラなどの一団が姿を見せ、そして相変わらず相思鳥の鳴き声がよく聞こえていました。(参加者7名)

森の遊歩道麓の草原


99.10.24 ふじさんネットワーク発足

ふじさんネットワークが昨日発足しました。FFPも会員登録しました。


99.10.20 富士山初冠雪(19日)

富士山は平年より20日遅く、1933年の観測が始まって以来2番目に遅い初冠雪になりました。御殿場から見ると宝永山(標高、約2,700m)あたりから上が白くなっていましたが、積雪量は少ないようです。


99.10.15 富士山の噴火を考える・・富士山火山防災講習会

建設省富士砂防工事事務所は「富士山火山防災講習会」と題した勉強会を明日16日、富士宮市で開きます。パネルディスカッションなども行われ、ハザードマップの重要性を認識し、万一の場合にどう備えるかを探るということです。


99.10.13 10月の過去最高気温更新

12日、富士山頂の最高気温が10.4度を記録し、1978年10月3日の最高気温10.0度を21年ぶりに更新しました。


99.10.8 初冠雪・・・にはならず(10/10修正)

富士山に初雪が降り、平年より26日遅い初冠雪・・と思いきや、麓の測候所で確認できなかったため初冠雪とはなりませんでした。御殿場市内や箱根などからの映像がニュースで流れたのでてっきり初冠雪だと思ったのですが・・。(初冠雪の定義・・・麓の測候所から肉眼で積雪が確認できた日)
このところようやく秋らしい気温となっていました。そんな中、富士宮口で軽装で登山していた若者が低温と強風のため遭難しました。10月になると富士山頂では最高気温の平均でさえ氷点下となります。


ふじさんネットワーク

ふじさんネットワーク」(静岡県環境部富士山保全室内)がホームページを開設しています。「富士山憲章を周知、定着させていくため、富士山を愛する多くの人々のパートナーシップに基づいたネットワークを形成し、県民をはじめ国民、事業者、行政が一体となって総合的な環境保全に取り組む」(原文のまま) FFPも加入する方向で検討中です。


99.10.5 秋の訪れ

3日の日曜日に富士宮口5合目に行ってみました。2,400mあたりではオノエイタドリが黄色く色づき、1週間前と比べて秋色は一段と濃くなっていました。ダケカンバの葉も黄色く色づき始め、ナナカマド、コケモモなどの実も赤く熟していました。草花はトリカブト、アキノキリンソウがまだ咲いています。そしてなんとタカネグンナイフウロがこんな遅くまで咲き残っていました。少し下がった2,000mあたりはリンドウが最盛期を迎えています。ここでもトモエシオガマがわずかに咲き残っていました。今年は暖かくて紅葉は遅れているようですが、昨日あたりから急に気温が下がったのでこれから紅葉も一気に進むでしょう。

富士宮口の画像


「富士山とその周辺に咲く山野草」が富士山NETに参加

富士山NETに鷲尾賢司さんの「富士山とその周辺に咲く山野草」が加わりました。富士山の地域別に山野草を紹介しています。


99.9.26 9月の例会

標高2,000m超のあたりでは草花はほとんど終わり草紅葉が始まっています。9月の例会は8月の例会でも散策した標高900〜1,000mあたりの初秋の草原で植物観察を行いました。南麓、標高1,000m、天照教付近の人工林跡は、突然環境が変わったことで多種多様な植物が一斉に生育を始め、他ではあまり見られないような植物を見ることができます。標高900m、愛鷹山越前岳登山口の十里木高原の斜面は東富士演習場(大野原)と同様、人の手が入ることによって安定化したススキ草原となっている場所です。十里木神社の森はブナやミズナラの巨木が見られる貴重な場所です。(参加者9名・「富士山の山野草」の鷲尾さんが初参加)

天照教付近の草原 十里木高原・神社の森


99.9.23 富士山の森、受難の季節 (既載の記事「7/25・盗掘の一団」の後半部分を分離掲載しました)

この季節になると、新聞、TVなどでは毎年、決まりごとのように「富士山のキノコ」の話題をとりあげます。長年に及ぶマスコミの効果は絶大で、今やキノコ採りの人たちが他県からも、また、観光バスを仕立ててまでも富士山に押し寄せます。自然の中では遊歩道からできるだけ外れないように心がけるなど、自然に与えるインパクトをできるだけ少なくすることが求められる中で、この季節だけは全く無法状態となります。中にはマナーもわきまえずにただ採ることだけしか考えず、ゴミをおみやげに置いていく人も・・・・残念ながらこれが現実です。報道関係の方々はこの現実をどのように考えているのでしょうか。かつてバイクで山頂に登った若者を英雄扱いで報じたことがその後のバイクや四輪駆動車の進入のきっかけのひとつとなっているのです。


99.8.31 クジャクチョウがいっぱい

29日は再び富士宮口5合目に出かけましたが、8月最後の日曜日で好天に恵まれたこともあって、先週と同様またしても駐車場は満車、そのため5合目より少し下った先週と同じ場所の散策になりました。幸いにも、先週見ることができなかったクジャクチョウが、今が盛りのヤハズヒゴタイやキオンなどの花々に吸蜜に集まり、間近でその美しい姿を見ることができました。また、先週1株だけ見つけたアオヤギソウ?が多数ありました。形はアオヤギソウなのですが須走口のものよりずっと小さい印象です。その後、高鉢山付近のオタカラコウ群落地や水ヶ塚近くの夏緑樹林内にある巨木を訪ねながら遊歩道を散策、午後は麓(御殿場)の散策と須走口5合目のアオヤギソウを確認のため見に行きました。

富士宮口の画像 水ヶ塚〜旧須山口森の遊歩道 須走口5合目 御殿場


99.8.22 8月の例会

富士山NETの磯田さんと宝永遊歩道で合流する予定で富士吉田口高鉢山駐車場、七曲り駐車場周辺を散策した後、富士宮口5合目へ向かいましたが駐車場は満杯、標高2,200mあたりまで駐車場から溢れた車が路上に駐車している状態でした。仕方なく宝永遊歩道と磯田さんとの合流は諦め、標高2,200m付近の市兵衛沢を散策しました。ヒメシャジン、トモエシオガマ、キオン、アキノキリンソウなどが咲いていました。時折、霧がかかりクジャクチョウなど、期待したチョウは残念ながらほとんど見ることはできませんでした。
富士宮口の画像

その後、御殿場口近く標高1,200mの砂沢へチョウを目当てにテンニンソウの群生場所に行きました。ここは昨年の23日、同例会で行きましたが花が終わってしまっていたため空振りに終わった場所です。しかし今回はテンニンソウはまだ咲き始めたばかりでチョウもあまり集まってはいませんでした。それでもアサギマダラ、サカハチチョウなどを見ることができました。来週あたりがちょうど良いかも知れません。
砂沢の画像

十里木への遠回りコースですが標高1,000mの天照教付近を散策。96年の台風被害で伐採された広大な人工林跡が草原になっている場所は環境が突然変わったため非常に多種多様な植物が見られます(なんとトマトまでありました)。ある程度草原化が進めば優先種が生き残って安定することでしょう。
天照教付近の画像

最後は富士山NET「愛鷹山」でも紹介されている標高900mの十里木の草原を散策しました。富士山の溶岩流や堆積物が迫る愛鷹山の山裾にあたりますがあらためて良い場所だと思いました。(参加者3名)
十里木の画像


99.8.8 東臼塚

東臼塚ハイキングコースは台風の被害で荒れてしまい、昨年8月、FFP例会で入ろうとしましたが遊歩道が倒木で塞がれていたため途中で諦めて 引き返してしまいました。今日は倒木を乗り越えてでも行ってみるつもりで出かけました。東臼塚への入り口までの遊歩道の倒木は片づけられており、東臼塚コースも手入れがされたかと期待しましたが、残念ながらこちらのコースは何も手つかずの状態でした。倒木を迂回し、笹をかき分け、獣道を歩いたりしながらようやく目的の場所にたどりつきました。そこからの南回りコースは途中で道が消えてしまっていました。いろいろな森の形態を観察できるとても良い散策コースですので、ぜひ再整備してほしいと思います。

東臼塚散策の画像その1東臼塚散策の画像その2


99.8.1 富士宮口・高鉢山〜御殿庭〜水ヶ塚

6日から16日までは富士宮口はマイカー規制になります。今回は、規制の期間は車で入れなくなる高鉢山駐車場を起点に、御殿庭を経て水ヶ塚に下りるコースを散策しました。高鉢山から御殿庭までのコースは4年ぶり、水ヶ塚から御殿庭のコースは3年ぶりです。高鉢山から御殿庭コースは、大量の風倒木が発生した96年の台風後に初めて入ります。遊歩道沿いは所々で倒木がありましたが高鉢山周辺の森に比べればたいしたことはありません。しかし御殿庭への上りなる手前のウラジロモミの人工林では大量の風倒木が発生していました。御殿庭近くでは見通しが良くなって富士山が見えるようになった場所もありました。御殿庭までの間に、初めての草花やシャクジョウソウを久しぶりに見ることができました。御殿庭の東側は風倒木被害が最もひどい地域でした。台風の直後に見た場所が3年の間にどのように変化しているか興味がありました。シラビソ、コメツガなどの陰樹林は森が相当の年代を重ねてきたところです。樹木と林床の草や苔、地衣類などが互いに微妙なバランスの中で作り出した環境が壊れた後にどのように森が再生するのか観察していきたいと思います。

8/1散策の画像その18/1散策の画像その2


99.7.26 7月の例会 富士宮口5合目から御殿場口へ

今回は富士山自然探訪、「自然散策・観察情報」で紹介しているコースです。7月下旬から8月上旬にかけては高地の草花が一斉に咲き競い、このコースでも毎年様々な草花が私たちを楽しませてくれます。5合目の駐車場は満車でしたが運良く空いて駐車することができました。宝永遊歩道に入ると、タカネグンナイフウロ、タカネバラ、クルマユリなどの花々が私たちを迎えてくれます。今回は植物に詳しい和田さんと磯田さんが加わり、現地で解説を聞きながらの楽しい散策になりました。宝永火口を横切り、第三火口下の御殿庭に下ります。荒原にはオンタデ、オノエイタドリ、ムラサキモメンヅルなどが咲いています。時折ガスが上がってきてはすぐに晴れるといった空模様です。小天狗塚での昼食は強い風とガスの中、小天狗塚を砂礫地まで下りるとまた穏やかな青空に、森を歩くうちに今度は雷と雨が・・・。運良く本格的に降る前に御殿場口にたどりつきました。(参加者8名)

7/25例会の画像

盗掘の一団

宝永遊歩道でのことです。ベニバナイチヤクソウを見ようといつもの場所に入ると、なにやら怪しげな一団が・・、話を聞くとオニク採りをしているとのことでした。「見つかるとうるさいから・・・」と言っていることから悪いことだと承知の上での採取のようです。図鑑持参ですから採るのはオニクだけではないのでしょう。オニクは静岡県側の登山道、遊歩道の周辺では乱獲のため激減しています。山梨県側でも、ある新聞に紹介されてからというもの盗掘がひどくなったとのことでした。(以降は9.23に転載)


99.7.18 高鉢山から西臼塚(キャンプ場)方面コース散策

初めてのコースの上、風倒木のため通行不可の情報があったため引き返すことも考えに入れて出発しました。参加者は雨宮さん夫妻、安藤さん、和田さんと私(勝又)の5名です。標高1,700mの富士宮口高鉢山駐車場から遊歩道に入るとすぐにオタカラコウの群落がありました。8月の花期にはチョウなどが集り、きっと賑やかになっていることでしょう。遊歩道は笹を刈るなどの手入れがされており、思いの外歩きやすく、自然林とウラジロモミの植林地の中を約4Km(標高差約500m)の道のりで西臼塚近くのキャンプ場まで続いています。お目当てのバイケイソウはすぐに見つかりましたが、今年は当たり年?のようで、その後大量に咲いているのが見られました。一昨年は花を探してもほとんど無く、西臼塚付近に数株見つけただけだったのが嘘のようです。コマドリ、ミソサザイ、アオ(アカ)ゲラなどの野鳥の声も多く聞かれました。

高鉢山〜西臼塚、御殿場口の画像


99.7.10 「愛鷹山」が富士山NETに加わりました

沼津市の足立さん(ホームページ愛鷹山)が富士山NETに参加することになりました。愛鷹山は富士山のすそ野に位置していますが、富士山よりはるかに古い火山で、現在、富士山の山体の一部になっている古御岳火山や箱根火山と同じころ誕生しました。愛鷹山の成り立ち、歴史や文化、登山のことなど、詳しくは「愛鷹山」をご覧ください。

99.7.10 須走口標高2,000m

今日は小富士北側のシラビソ、コメツガなどの樹林を中心に散策してみました。このあたりはキノコのシーズンくらいしか人が入りません。道(踏み跡程度)はわずかに判るくらいで、あまり奥に入り込むと迷う危険があります。今回初めて出会った野草もありました。

須走口草原と小富士周辺の樹林の画像

先週(7.4)のリポートで本六合目とお中道とした場所が、釈然としなかったため、石碑の画像を米山さんに見ていただいたところ、本五合五尺(標高2,600mを超えたあたり)であることが判りましたので訂正しました。お中道はもう少し上を通っていることになります。歩きにくいと諦めかけていたお中道でしたが、また希望がでてきました。


99.7.4 須走口周辺

須走口から御殿場口にかけての砂礫地帯の中にある獅子岩周辺に行ってみました。夏の草花の季節にはまだ少し早いのですが、ムラサキモメンヅル、テガタチドリなどが咲き始めていました。東冨士山荘の米山さんの話では、「テガタチドリは乱獲のため激減したが、花摘みを5年間行った結果、かなり回復した」とのことでした。その後、米山さんからイワカガミの情報を得て登山道へ。場所がよく分からないまま五合目と記された石碑がある所まで登りました。そこから脇道をしばらく辿ってみました。低木の枝が被さって歩きにくいけれどずっと続いているようでした。イワカガミはかつて小富士近くにも群落がありましたが乱獲で全く見られなくなったそうです。

獅子岩、砂礫地、新五合目南側の草原の画像 須走口新五〜本五合五尺の画像


99.7.1 99年[good site]賞を受賞

財団法人 AVCC 公共ホームページ[good site]運動の[good site]賞に決定との知らせをいただきました。good siteマークは真ん中に星が入っているものになりました。「富士山自然探訪」はまだまだ発展途上です。これからも「富士山NET」を軸に、内容の一層の充実を目指したいと思います。


99.6.30 高山植物の盗掘

NHKで「高山植物の盗掘による絶滅の危機」という番組をやっていました。
山野草店で販売されている高山植物、山野草の一部には盗掘されたものもあるということです。高値で取引されていることが大量盗掘の原因になっているのは明らかで、採取だけでなく売買も禁止しなければ、このようなことは無くならないでしょう。また、一部の「野草愛好家」による盗掘も深刻になっているということです。これはもう「野草愛好家」などではなく「略奪者」にすぎません。そんな中で山梨県では全国に先駆けて高山植物の保護条例を作りました。また、静岡県でも検討中とのことでした。富士山を共有する両県の取り組みに注目、期待したいと思います。


99.6.20 宝永遊歩道

昼前、小雨が降っていましたがやや明るい空です。こんな場合は標高2,000m以上では晴れていることが多いので富士宮口五合目に向かいました。標高2.000mあたりで霧が晴れて青空になりました。標高2,400mの富士宮口新五合目は風が強く時折下からガスが上がってきますが降られる心配はありません。さっそく宝永遊歩道に入りました。花はまだ時期が早すぎてマイヅルソウ、ミツバツチグリ? が咲いている程度でした。ルリビタキとアマツバメの声を聞きながら新緑の中を歩きます。途中の沢の森が途切れている場所でイワツメクサが一輪だけ咲いていました。遊歩道の下側の崖にはアマツバメが翔んできてUターンしていきます。第二火口の縁から第一火口まで登り火口底に下りました。地をはうような低木のミヤマヤナギのほかイワオウギ、ムラサキモメンヅル、ミヤマオトコヨモギなどが生えていますが花はまだしばらく先になります。お中道〜新6合目経由で帰る途中でイワヒバリが2mほどの間近までやってきました。

宝永遊歩道6/20の画像


99.6.14 ちょっとした異変?

我が家の周りでは今年、いつもの年と違うことがあります。それは昔に戻ったように毎日クロツグミの声が聞こえていること、そして6〜7年振りにサンコウチョウのさえずりを聴くことができたことです。しかしこれといって自然環境が改善されたということはありません。変わったことといえば近くを流れる久保川(黄瀬川の源流)の河川改修が行われたくらいでしょうか。これまで、岸も河床もコンクリートという状態だった川を倍以上の幅にして河床は大きな石を敷き詰め、少しだけ自然に近い状態になりました。川沿いでセグロセキレイをよく見かけるようにもなりました。しかしこれがクロツグミとサンコウチョウに関係があるのか無いのか見当もつきません。いずれにしてももうしばらくはクロツグミの美しいさえずりを楽しめそうです。


99.6.13 6月の例会・須走口小富士と御殿場の雑木林

臨時の例会のため、参加は富士市の和田さん、高井夫妻、勝又夫婦の5名といつもより少人数になりました。9時前に須走口五合目に到着、小富士遊歩道に入りました。草花は今がピークとも言えるほどたくさん咲いています。森の中ではツバメオモト、クルマバツクバネソウなど、小富士の林縁にはツマトリソウ、砂礫地にはフジハタザオが多く見られました。小富士からの帰りの遊歩道で偶然、富士山ナショナルトラストの渡辺会長にお会いしました。

須走口小富士などの画像(勝又)

解散後、夕方より和田さんと4月の例会でも行った御殿場の雑木林へ、目的はイチヤクソウでしたがその他にもいろいろな花が咲いていました。

御殿場の雑木林の画像(勝又)


99.6.11 富士山ナショナルトラスト

富士山ナショナルトラスト(渡辺健二会長)のホームページが開設されていました。下にも記しましたが「富士山自然教室」の保坂先生が副会長をしておられます。


99.6.8 富士山憲章推進会議

富士山憲章推進会議が静岡、山梨、両県と関係5市町、建設省、環境庁などの関係者の参加で設立されました。今後は年に数回、富士山の環境保全について会議を行うということです。両県の今年度事業で富士山の現状を数値で示す「富士山を守る指標」を作成するそうですが、どんな数値が出てくるのでしょうか。


99.6.7 富士山の話題二つ

先日の日曜日「富士山ナショナルトラスト」は須走口新5合目付近で地元の須走中学校の生徒60人などの参加で約1,200本のバッコヤナギの苗を植えました。数日前には御殿場口でも御殿場ライオンズクラブ、富士山植生復元活動連絡会によって、約3,500本のバッコヤナギやフジアザミの苗が植えられています。

最近存在が分かった古い絵図によって1,770年(明和7)7月27日に富士山が噴火したのではないかとの疑問が生じていましたが、調査にあたっていた静大の小山助教授はこれがオーロラであったとの結論に達したとのことです。多くの古文書の中にオーロラの一種である赤気の記録がその年の7月28日に記されていることが分かったそうです。日付が一日ずれているが間違いないであろうということでした。

「富士山ナショナルトラスト」はこのホームページの「富士山自然教室」の保坂先生も参加されている団体です。静岡大学小山助教授の「小山真人研究室」は富士火山を知るうえで非常に貴重なホームページです。


99.5.24 5月の例会(23日)

西臼塚・高鉢山・浅黄塚付近・片蓋山・万葉植物園・御胎内植物園

5月の例会は天気に恵まれ、多くの植物を見、野鳥の声を聞くことができました。1週間前と同じ西臼塚駐車場に8時に集合、雨宮さん夫妻、高井さん夫妻、安藤さん、和田さん、勝又夫婦の8名での野草観察会となりました。遊歩道は先週と違い木漏れ日の中を歩きます。野鳥の声も多くミソサザイ、ツツドリ、ホトトギス、ジュウイチ、コルリ、メボソムシクイ、ビンズイなどを聞きました。木々の緑は優しく私たちを包み込んでくれます。遊歩道の途中にウサギが何かを掘ったあとがありました。歩道沿いには先週は蕾だったヤマトグサやクサボタンをはじめ、ニリンソウ、クワガタソウ、シロカネソウ、ワチガイソウなどが咲いていました。また、エゾハルゼミが早くも鳴きだしていました。

その後、標高1,700mの高鉢山付近の森を散策、ここでは目立った花はシロカネソウくらいでしたが、イワセントウソウらしき花も見られました。

水ヶ塚近くの森でタケシマランを探していて、奇麗なコケを見つけました。片蓋山のブナの巨木やオオカメノキの白い花を見ながら昼食。コルリ、ウグイス、相思鳥の声が聞こえていました。

麓に下りて倫理研究所の「万葉植物園」に。植物園と道路の反対側の倫理研究所事務所に申し込んで無料で見学できます。ここは万葉集にでてくる植物を集めた植物園で、花の写真が植物の旧名とともに展示されているためとても分かりやすく、多くの珍しい草花とともにオキナグサ(旧名・ねっこぐさ)の綿毛をたくさん見ることができました。

最後は富士山麓の野草を集めた御胎内植物園です。これだけあちらこちら歩くと皆、かなりくたびれてきていましたが、キンラン、ギンランなどここでも珍しい花に出会うことができて大満足でした。広葉樹(コナラなど)の森の中に様々な植物が自然に近い状態で成育しています。知識が無いと何だかよくわからない植物園ですが、そこが良いところ? 野鳥観察にも良い場所です。

当日の画像 5/23例会(和田)その1その2 5/23他(勝又)


99.5.17 野鳥観察会(16日)

柿田川みどりのトラスト下谷さんからFFP和田さんに野鳥観察会のお誘いがあり、FFPの高井さん夫妻、勝又夫婦、富士山NET「富士山の植物」の磯田さん、沼津の横川さんなどが参加しました。生憎の雨のため西臼塚での野鳥観察は中止。下谷さんたちは天照教へ移動して様子見ということになったので、私たちは傘をさしての西臼塚での植物観察会ということになりました。途中で雨も上がり、磯田さんの初参加ということもあってとても楽しい観察会になりました。磯田さんの話では北麓と南麓では森の様子や植物の種類に違いが見られるとのことでした。野鳥はツツドリ、アカ(アオ)ゲラ、コガラ?などの声が聞こえていました。その後、天照教に移動して下谷さん達と再会、ちょうどアオバトを探しているところでした。下谷さんたちとすぐに別れ、今度は十里木に移動して昼食。頼朝の井戸や八幡神社にかけての森とアシタカツツジの群落地を散策しました。

当日の画像 5/16観察会(勝又)同(和田)


99.5.7 麓の草花

標高600mの御殿場と駿河湾岸では草花が咲く時期に1ヶ月前後の差があります。掲示板で紹介した草花のたよりをここにまとめました。

勝又 御殿場4/20より

和田 4/18(駿河湾岸)4/21(駿河湾岸)4/24(駿河湾岸)4/30(十里木、標高800m)5/1(駿河湾岸)5/2(駿河湾岸)


99.4.28 オキナグサ

オキナグサは花が終わった後も綿毛になるまで私たちを楽しませてくれます。だからなおさらなのでしょう、近ごろ民家の花壇でよく目にするようになりました。悲しいことに11日に雨の中で見つけたオキナグサは全て持ち去られてしまいました。このようなことがいつまで続くのでしょうか・・・。


99.4.25 小田貫湿原、芝川、御殿場 

4月の例会は西麓、標高700mの小田貫湿原から始まりました。フジザクラはもう終わっていましたがミツバツツジが咲き、ミズキの若葉が青空と見事なコントラストを見せていました。ジロボウエンゴサク、キジムシロなどの草花が咲いていましたが湿原が本格的に緑になるのはもう少し先の様です。ツチガエルの鳴き声とおたまじゃくしでいっぱいの池にカルガモが二羽、周辺の林ではウグイスとクロツグミが盛んに鳴いていました。少し標高が低い芝川のほとりではランヨウアオイが花を咲かせていました。午後からは東麓の御殿場に移動、標高600mあたりの雑木林や田園を散策しました。林の林床にはコケリンドウ、数種類のスミレ、ホウチャクソウ、シュンランなどが咲き、田園地域ではネコノメソウ、ミヤマハコベなどが見られました。

4/25観察会(勝又)


99.4.23 富士山NET発足

個人で発信する富士山の自然に関したホームページをネットする「富士山NET」を発足させることになりました。FFP和田さんの「狩野川河口の自然」と「富士山自然探訪」とで開始、早速「富士山の植物」の磯田さんに声をかけたところ、参加してくださることになりました。今後の発展が楽しみです。掲示板は「尋ね人」ならぬ「尋ね草花」ボードになっています。


99.4.15 新メンバー

このところ行動を共にしていた富士市の和田さんが正式にFFPのメンバーに加わりました。FFPにとっては待望の新メンバーです。


99.4.11 傘をさしてオキナグサ

天気予報は荒れ模様ということでしたが、午前中はなんとか降られずに済みました。最近すっかりメンバーの一員みたいになってしまった富士市の和田さん(狩野川河口の自然)と近くの林野を散策、今はエンレイソウ、ハルトラノオ、ユリワサビ、コブシなどが咲いています。午後からは雨が降りだしてしまいましたが安藤氏の案内でオキナグサを見に行きました。途中、かつてカタクリが咲いていたという場所に行ってみるとカタクリらしき葉がいくつか見られましたが花はありませんでした。雨の中、傘をさしてのオキナグサとの再会でした。


99.4.6 オキナグサ、カタクリ

FFPメンバーの安藤氏からオキナグサが咲きましたよとの知らせがありました。大野原(東富士演習場)と周辺にかつてはふつうに見られたオキナグサも激減しています。カタクリは数年前までは見られた場所がありましたが今は見ることができません。これらの野草がいまに花壇でしか見られなくなってしまうのではないかと心配です。我が家(標高600m御殿場)の庭のサクラはいつもの年より数日早く、最初の一輪が咲きました。マメザクラ(フジザクラ)はもうあちらこちらで咲き始めています。


99.4 引っ越しのご挨拶 

この度、「富士山自然探訪」は「wbsしずおかビジネスタウン」から「コミニュティータウン」に引っ越しいたしました。そのためURLが変わりましたので、ブックマークをしている方はお手数ですが修正をお願いします。

新しいURLは http://www.wbs.ne.jp/cmt/fuji/ です。今後はwbsしずおかのサポートで運営することになりました。これからも今までどおりよろしくお願いします。


99.3.28 三寒四温

この一週間の間に、ウグイスとカエルの鳴き声を聞きました。今日は今年最初のフォレストプロジェクト例会です、天気予報は晴れだったのに起きてみたらなんと雪で寒い。しかし悪天候にもめげずメンバーは集まりました。低地はすでに春が盛りでも富士山はまだまだ冬のままです。今日は富士山よりひと足早く春が訪れた周辺の山を訪ねてみようと小山町足柄峠近くの林道に行きました。峠道を登ってゆくと木の枝が雪で白くなっていました。山を見上げると尾根近くでは樹氷になっているようです。気温は3度位しかなくて、とても春を味わうどころではありません。それでも林道を散策すると道端にはタチツボスミレなどの草花やオニシバリ、アブラチャン、キブシ、マメザクラといった木の花、沢の崖にはカンスゲなどの花が咲いていました。その後、近くの丹沢湖周辺を訪ね、幸運にもカワガラスを見ることができ、ミソサザイの美しいさえずりを聞くことができました。


99.3.22 春の雪

標高800mの十里木では昨日の雪が森の中や日陰に残っていました。風が強く、真っ白になった富士山には一日中雪煙が舞い上がっていました。御殿場ではようやくキブシが咲き始め、ツクシも出てきました。


99.3.16 富士山に春の雨

昨日の強い雨で富士山の中腹、標高2,000m以上まで、大部分の雪は解けてしまいました。富士山はこの季節、気温が上昇して激しい雨に見舞われたとき底雪崩が発生して被害が出ていますが、今年は積雪が少なかったため雪崩はほとんど発生せずに済んだようです。御殿場口入り口のトンネルも1995年の底雪崩がスカイラインにまで到達したため設けられたものです。


99.3.15 柿田川

14日、三島へ出たついでに、二週間ぶりに柿田川へ行ってみました。日中は汗ばむほどの暖かさで、柿田川公園も大勢の観光客などで賑わっており駐車場は満車状態でした。しかたなく狩野川合流部の駐車場に移動、ここに車を止めて川岸に降りてみました。川をのぞき込んだとたん、足下の岸からカワセミが飛び立ち、向こう岸の木に止まりました。双眼鏡で見ると魚をくわえて木の枝にさかんにたたきつけています。カワセミは魚をいっこうに食べようとせずやがて別のカワセミが入っていった木立の中に魚をくわえたまま入ってしまいました。岸辺にはスイセン、ハナダイコン クレソン カラスノエンドウ ツルニチニチソウ などの草花が咲いていました。


99.2.28 柿田川、香貫山、水土野貯水池

柿田川の駐車場に午前7時40分頃到着して車から出るとホーホケキョとウグイスの声が迎えてくれました。今回も和田さんの案内です。12月に訪れて以来の柿田川は早咲きの桜が咲き緑も増えてもうすっかり春の気配でした。ヤマセミ、カワセミ、カワウ、シメ、アカハラ、イカルなどの野鳥を見ることができました。香貫山はメジロが群れ、トビが悠々と舞い、澄んだ空気の中360度の大展望(パノラマ画像68k)で富士山、南アルプス、伊豆半島、箱根などの山々が一望できました。

午後からは御殿場に移動し、水土野の貯水池ではマガモなどの数十羽の水鳥の群れの中にミコアイサを見つけました。


99.2.14 水ケ塚辺りは積雪20cm(13日)

11日に降った重い雪は夜の間に木の枝に凍りついて落ちていませんでした。遊歩道はウラジロモミの枝が雪の重みで垂れ下がって道を通りにくくしています。積雪は20cmほど、キツネらしき足跡を見つけましたが凍ってサラサラになっているため不鮮明でした。富士山はようやく白くなりましたが雪は風で飛ばされていきます。


99.2.11 1.000m以上は雪

麓は雨でしたが御殿場口の標高1.000mあたりから上は雪で、水ケ塚では10〜15cm位の積雪になりました。馬返しの放置車両(1/25たより)は移動されていました。


99.2.8 草花・春一番

寒い日が続いていますが、日差しは確実に春の気配を増してきました。標高600mあたりの草地の日溜まりや南向きの田んぼの土手には早くもふきのとう、オオイヌノフグリ、ハコベなどが芽を出し花を咲かせ始めました。しかし雪はこれからが本番です。


99.1.25 富士山スカイラインは雪・事故が多い

24日、富士山スカイラインは雪がまだ降り続いていて積雪は5cm位、道路もほぼ白くなっている状態でした。馬返しのカーブにさしかかるとカーブの出口あたりで対向してきたジムニーがコントロールを失って路肩に滑っていきました、幸い縁石があったので飛び出さずに済みました。水ケ塚の積雪状態を確かめての帰路、今度は前を走っていたワンボックスが下りの左カーブでコントロール不能になり側構を飛び越して土手に乗り上げてしまいました。

雪道を走る時、スタッドレスタイヤやチェーンなどのすべり止めを装着するのは常識ですが、四輪駆動車はノーマルタイヤでもそこそこに走ることができてしまうため、そのまま走っているのをよく見かけます。しかしグリップが悪いためカーブやブレーキをかけたときなどに簡単に滑ってしまいます。積雪が少なくても道路が滑りやすいことに変りはありません。特に下り坂ではカーブに入ってからのブレーキはとても危険です。車間距離を十分にとり、カーブの手前で十分速度を落とし、カーブに入ってからはエンジンブレーキでスピードコントロール・・・・・。

あまりに事故が多いため(10日にも富士宮からの帰りに2件)こんなことを書いてみました。とにかく安全第一にいきましょう。

馬返しのカーブ近くに放置車両があります。下りの車はカーブの出口でその車が視界に入ってくるので対向車がある時など、ブレーキをかけることになってとても危険です。気をつけてください。


99.1.18 水ケ塚の遊歩道

17日、水ケ塚の遊歩道に足跡ハンティングに行ってきました。15日に雪が降り、森の遊歩道では新雪の上に動物たちが足跡をいっぱい残していることが期待されます。しかし雪は麓ほど降らなかったようで、所々に地面が露出していました。雪は粉状で足跡は不鮮明でしたが、多くの足跡に出会うことができました。(ウサギ、不明その1、不明その2)

今年の富士山は雪が少なく、15日には麓で5cm程の積雪がありましたが、このあたりでは殆ど降らなかったようです。

8月24日の「たより」でもお伝えしましたが、ウラジロモミ林に風倒木が大量に発生したため森の遊歩道から富士山が見えるようになってしまった場所もあります。また、遊歩道は整備されていないためとても歩きにくい状態です。


99.1.11 シジュウカラガン

10日、富士宮市にある富士桜公園墓地の池にシジュウカラガンを見に行きました。御殿場からは富士山スカイラインを経由して1時間ほどの距離です。折からの寒波で朝7時の気温は-7度、スカイラインを登るにつれ気温どんどん下がり水ケ塚付近では-14度になりました。御殿場口入り口辺りから富士市と裾野市の境辺りにかけては雪が薄く積もり路面は凍結していていました。

今回も富士市の和田さんと一緒です。そして沼津市の横川さんが初めて参加しました。半分凍った池にはマガモ、コガモ、アオサギなどとともにシジュウカラガンが二十数羽いました。初めて見るシジュウカラガンです。感激してしばらく見ていると群れがなにやらガヤガヤと騒がしくなりました。どうしたのかなと思っているうちにいきなり一斉に飛び立ち、あっという間に駿河湾方向に飛んでいってしまいました。全く撮影できませんでした。夕方の再会を期待して、田貫湖、小田貫湿原、朝霧高原、精進湖と廻って午後3時前、再び池に戻るとシジュウカラガンも帰って来ていました。(今度はしっかり撮影できました)

この墓地公園のシジュウカラガンについては、久米 宗男さんのホームページ「KUME's HomePage」の「富士桜自然墓地公園のシジュウカラガン」に詳しく紹介されています。


99.1.2 今年もよろしくお願いします

新年、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

良い天気が続き、富士山に積もった雪は風に飛ばされて、山体はまだら模様です。大晦日に少し降った雪がスカイラインの路肩にわずかに残り、昼間溶けて夜には凍るため早朝などは特に注意が必要です。今日は午後1時過ぎ頃でも標高1.400mの水ケ塚では氷点下でした。


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