不定根について
投稿者 isoda
こんにちは。 24日の例会,何よりでした。 さて不定根について説明します。不定根があれは当然,定根もあります。 定根とは種子の中にある芽の源基である胚より成長した根をいいます。またその根から分岐した根も含まれます。 それに対して不定根はそれ以外の器官から分化した根すべてをいいます。 例えばイネ科植物のように発芽後,最初にでてくる根は定根ですが,すぐに腐ってしまい節から新たに根を生じます。この根を不定根といいます。 また挿し木の時にでてくる根も不定根です。 同様に胚より成長した根を定芽といい,定芽が成長した後,節から生じた芽も定芽に含まれます。 不定芽はコモチシダやセイロンベンケイソウなどのように葉の一部から生じる芽を不定芽といいます。 これはあくまで発生学的な意味で付けられた名称です。ある程度大きくなってしまえば定根(芽)と不定根(芽)を区別することは困難です。
不定根・その2 投稿者 isoda
気根は胚,由来の根ではないために不定根となります。 本来は空気中から水分を吸収したりしますが,分化した部位によっては内部が腐食して腐葉土のようになったところにも根を張ることもあります。
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RE:不定根について 投稿者 和田こーじ
>isodaさん 不定根(芽)についての詳しい説明(定義)ありがとうございます。 何も老木に限ったことではなく、不定根はどの植物にも生じるということがわかりました。 イネ科の定根を捨て、不定根を主根とするメカニズムは興味深いです。竹や笹もやはりそのようですね。また、根から茎を生じてクローンを生じていくのですから、タケ、ササ、アシなどは、この不定根が「正体」と言えるかもしれません。 ヘクソカズラが地面を這った茎の節々から根を出しているのを見たことがあります。もともと海岸性の植物なのでしょうか、しぶといところがあります。また、その際、その地面を這った蔓(茎)は、茎なのか根 なのか?と考えてしまったことがありました。 しかし、老木における不定根はなぜ生じるのでしょうか。僕の前の書き込みに書いたように「自体の腐食した部分から養分を吸い上げるため」というのは本当でしょうか。少なくとも必要が生じて生じるのでしょうから、ある弱った事情があってのことでしょうね。たとえば、主幹のある部分が痛みはじめて水を吸い上げられなくなってしまったので、やむなくその上の健康な部分が根を伸ばし始める。そんなところでしょうか。 また、樹木における不定根は、地面に達して次第に太くなりますが、それがそのまま幹のようになってしまいますが、これはどこまでも「根」なのでしょうか。
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不定根・その3 投稿者 isoda
「樹木における不定根は、地面に達して次第に太くなりますが、それがそのまま幹のようになってしまいますが、これはどこまでも「根」なのでしょうか。」 というご質問ですが, 根と茎(幹)は養水分の通り道である維管束という組織の相違によって区別できます。 従って根はどこまで行っても根ですし,茎はどこまで行っても茎です。 定根と不定根は前にも言いましたように発生学的に異なりますが,形態的には区別できません。 ガジュマルのように気根が発達し,まるで幹のようになる樹木もあります。 またバショウ科のバショウやバナナなどの葉鞘(葉柄にあたる部分)が束になり,茎のように見えるものを偽茎(ぎけい)といいます。 同じものにミョウガやショウガ,マムシグサなども偽茎といいます。
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